2013.01.21 UPDATE
北海道自然歩道・東大雪の道を歩こう!


鉄道資料館〜メトセップまでの8キロの散策路が歩けるようになりました。
区間中の糠平川橋梁と三の沢橋梁には高欄を設置して橋の上を通過できるようになりました。
士幌線跡とアーチ橋の四季の変化をお楽しみ下さい。
起点の鉄道資料館で散策地図や熊避け鈴を販売しています。


地図
地図


アーチ橋友の会オリジナルの 避けの鈴


帯広〜旭川間都市間バスを利用した散策案内
アーチ橋友の会オリジナル熊避け鈴 帯広〜旭川間都市間バスを利用した散策案内
バス時刻、運賃は変更になる事もありますので事前にご確認ください。

十勝バス TEL 0155−37−6500



北海道自然歩道・東大雪の道散策案内








    






    
  アーチ橋の下に
降りる階段






    








    











    



湖に降りれば
タウシュベツ川橋梁が見えます!






    







    
 
この先は行き止まりです。
左に出れば国道です。

国道へ
抜けられます。

バス停あり



草刈中 草刈中
草刈中 草刈中


夏の五の沢橋梁 夏の緑のトンネル
夏の五の沢橋梁 夏の緑のトンネル


秋の紅葉のトンネル 秋の紅葉のトンネル
秋の紅葉のトンネル 秋の紅葉のトンネル


標識
標識




大雪山国立公園 東大雪地区のあらまし

大雪山国立公園は、北海道の中央部に位置する面積約23万haの日本で最も広大で原始性の豊かな国立公園です。
北海道の最高峰旭岳(2,290m)を主峰とする大雪山連峰を中心として、トムラウシ山、十勝岳連峰、あるいはニペソツ山、ウペペサンケ山、石狩岳連峰、そして然別湖を抱く然別火山群などを含んだ地域、すなわち「北海道の屋根」とも言われる地域が大雪山国立公園に指定されています。
この大雪山国立公園のうち十勝岳連峰、トムラウシ山から石狩岳連峰にかけての稜線の南東側、約13万haの地域が東大雪と呼ばれる区域です。
東大雪の山岳は、高さは2,000m前後しかありませんが、北方に位置するため本州の3,000m級の山岳に匹敵する高山環境を持ち、山の広がりも実に雄大です。山頂部では、真夏でも大きな雪渓や雪田が残り、豊富な高山植物がいたるところに華麗なお花畑をつくりだしています。
一方、山腹部にはエゾマツ、トドマツを主体とする北方性針葉樹林の大樹海が広がり、湖や深い谷と相まって、原始性豊かな森林景観を見せています。
豊かな植生と冬の厳しい寒さに特徴付けられる東大雪には、さまざまな野生動物も生息しており、氷河時代の生き残りといわれるナキウサギをはじめ、ウスバキチョウ、アサヒヒョウモンなどこの地域特有の高山蝶、ヒグマ、エゾシカなどの大型哺乳類、それにクマゲラ、シマフクロウなど稀少な鳥類の生息地にもなっています。
国立公園は、このようなすぐれた自然を永久に保護するとともに、変化に富んだ美しい自然景観を楽しんでいただくための地域です。
この自然を大雪に守りましょう。



トドマツとエゾマツ

トドマツとエゾマツは、この地域を代表する針葉樹です。
これを見分けるコツは、樹皮、葉、球果(マツカサ)を見ることです。
樹形も異なりますから見慣れてくれば遠くからでもわかります。

  トドマツ エゾマツ マツカサ
樹 皮 灰褐白色で横にしま 灰褐色でウロコ状の裂目
小さく2つに分かれる 針のようにとがっている
球果(マツカサ) 上向きにつく 下向きにつく
樹 形 トドマツ樹形 エゾマツ樹形
科・属 マツ科モミ属 マツ科トウヒ属



  東大雪の鳥類

東大雪には120種以上の鳥類が生息しています。
これは海洋や干潟の鳥をふくまない地域の数字としてはかなり多い数で、その中にはクマゲラ、ミュビゲラ、シマフクロウなど深山性の種類もふくまれており、この地域の環境の良さを示しています。
特に、春から夏にかけては南からたくさんの鳥が渡ってきて、あちこちで野鳥のコーラスを聞けるようになります。
あなたも早起きして野鳥のさえずりを求めて散歩してみませんか。

東大雪の鳥類



  紅葉と黄葉のしくみ

森の秋は色とりどりで美しいものですが、紅葉と黄葉ではそのしくみが少しちがいます。
紅葉は、葉で作られた糖分が寒さのため幹に流れず葉にたまってしまい、この糖分からアントシアンという赤い色素ができ。同時に寒さのため葉緑素がこわれ赤く見えるものです。ですから、紅葉は、冷え込みが厳しいほど美しくなります。
また、黄葉の場合は、これとちがってもともと葉にふくまれていたカロチノイドという色素が、葉緑素のこわれるのにともない目立つものです。

●紅葉するもの
 ハウチワカエデ、ヤマモミジ、ナナカマド、ツリバナなど
●黄葉するもの
 エゾイタヤ、カツラ、ハルニレ、シラカンバ、ホウノキなど
エゾイタヤ[カエデ科]

エゾイタヤ[カエデ科]
ハウチワカエデ[カエデ科]

ハウチワカエデ[カエデ科]



シラカンバとダケカンバ

幹の白っぽい木があったらそれはシラカンバ(シラカバ)かダケカンバ(ダケカバ)です。
その木の幹や枝が曲がりくねっていたらダケカンバとすぐにわかるのですが、幹がまっすぐのものもあり、この2つはよく似ています。

  シラカンバ ダケカンバ シラカンバ・ダケカンバ
白色 クリーム色をおびた白色
小枝 茶色をしたものが多い 幹と同じ、白色のものが多い
果穂 下向き 上向き
葉脈 7〜8対が多い 10〜11対が多い
科・属 カバノキ科 カバノキ属



ヒグマ

ヒグマは日本最大の陸生動物で大型のものは体長2m、重さは300kgを超えます。主に森林地帯に住んでいますが、夏には高山帯にも姿を現します。
近年、開発の進行によりすみかをせばめられていますが、子グマをつれている時以外は単独で行動すること、活動は主に夜間であること、雑食性でなんでも食べられること、えさの少ない冬には穴ごもりしてしまうことなどの性質を持っているため現在でもなお相当数が生き続けています。
人をおそうことはめったにありませんが、山にはいるときには一応注意しましよう。
ヒグマ

熊の縄張り表示 熊の縄張り表示 熊の縄張り表示
熊の縄張り表示 熊の縄張り表示 熊の縄張り表示

熊の糞   食べた鹿のひづめが見えます
熊の糞   食べた鹿のひづめが見えます




東大雪のけもの

エゾシカ

豊かな森林や高山植物の大群落など、自然がよく残されている東大雪は多くのけものにとって格好の住み場所となっており、北海道にいるもののほとんどがこの地域にも住んでいます。
残念ながら、これらのけものの多くは夜行性であるため野外で観察する機会は少ないものですが、雪の上や川べりの軟らかい土の上に足跡を見つけるのはそうむずかしいことではありません。

*主な種類
エゾシカ、エゾオコジョ(エゾイタチ)、ニホンイイズナ(コエゾイタチ)、
エゾクロテン、キタキツネ、エゾヒグマ、エゾリス、エゾシマリス、
エゾユキウサギ、エゾナキウサギ

エゾシカ




第五音更川橋梁周辺の散策路の整備が完了!

幌加除雪ステーション〜第五音更川橋梁〜士幌線跡〜旧幌加駅の
散策路周遊コースの整備が完了しました。



地図


除雪ステーションから第五音更川橋梁まで270mの遊歩道
案内板
案内板

 

遊歩道


遊歩道と線路跡を結ぶ小道
遊歩道と線路跡を結ぶ小道 遊歩道と線路跡を結ぶ小道


幌加駅に行く線路跡
幌加駅に行く線路跡


小道から見る第五音更川橋梁
小道から見る第五音更川橋梁 小道から見る第五音更川橋梁

除雪ステーションには人口肛門対応トイレも設置されました。
人口肛門対応トイレ




第三音更川橋梁付近に駐車帯が完成!



第三音更川橋梁北側の駐車スペース 国道から見た第三音更川橋梁
第三音更川橋梁北側の駐車スペース 国道から見た第三音更川橋梁


元小屋ダムで鳥さんたちが一休み 案内板
元小屋ダムで鳥さんたちが一休み 案内板


楽しい遠足
2012.10

【アーチ橋 秋の遠足】を実施しました

2012年10月14日に30名の参加で秋の遠足を行いました。
コースは 音更トンネルからタウシュベツ川橋梁へ行く線路跡 です。
紅葉が美しく、天気に恵まれ楽しい一日でした。

タウシュベツ川橋梁へ行く線路跡 旧幌加駅にて 鉄道資料館にて
タウシュベツ川橋梁へ行く線路跡 旧幌加駅にて 鉄道資料館にて


2011.10

【アーチ橋 秋の遠足】を実施しました

2011年10月30日に38名の参加で秋の遠足を行いました。
コースは 第三音更川橋梁 → 糠平川橋梁 → 鉄道資料館 です。

糠平川橋梁にて 幌加駅にて
糠平川橋梁にて 幌加駅にて


2009.6.22 update
【アーチ橋 夏の遠足】を実施しました


2009年6月21日に17名の参加で夏の遠足を行いました。
コースは 電源開発(株)糠平発電所 → 第五音更川橋梁 → 旧幌加駅 → 音更トンネル
 → メトセップ → タウシュベツ川橋梁展望台 → 五の沢 → 鉄道資料館 です。
また鉄道資料館で鉄道トロッコの試乗会も合わせて行いました。

糠平発電所の見学風景 糠平発電所の見学風景 トロッコ乗車
糠平発電所の見学風景 トロッコ乗車



2008.11.5 update

【アーチ橋 秋の遠足】を実施しました

2008年10月19日に36名の参加で秋の遠足を行いました。
コースは 第三音更川橋梁 → タウシュベツ川橋梁 → 五の沢 → 糠平川橋梁 → 鉄道資料館 です。
残念ながら、紅葉はピークを越えていましたが、天気に恵まれ楽しい一日でした。
また鉄道資料館で鉄道トロッコの試乗会も合わせて行いました。

第三音更川橋梁にて タウシュベツ川橋梁にて トロッコ試乗会
第三音更川橋梁にて タウシュベツ川橋梁にて トロッコ試乗会


2007.10.12 update

アーチ橋見学会を行いました

2007年9月24日、天気に恵まれ、37名が参加されました。

第五音更川橋梁にて 糠平川橋梁にて
第五音更川橋梁にて 糠平川橋梁にて
タウシュベツ川橋梁にて タウシュベツ川橋梁にて
タウシュベツ川橋梁にて

友の会では地域の皆さんや子供達と、アーチ橋や
線路跡を歩く楽しい遠足を実施しています




2005.11.22 update
2005年10月15日に23名の参加者で「秋の遠足」を行いました。
コースは 第五音更川橋梁 → 旧幌加駅 → タウシュベツ川橋梁 です。
見事な紅葉のもと、線路跡を楽しく歩きました。
またお昼休みに糠平ダムを管理する電源開発(株)さんから
糠平湖の水位の変化についてのお話をして頂きました。

旧幌加駅を歩く 紅葉の美しい線路跡
旧幌加駅を歩く 紅葉の美しい線路跡
紅葉の美しい線路跡 紅葉の美しい線路跡
紅葉の美しい線路跡 紅葉の美しい線路跡
紅葉の美しい線路跡 タウシュベツ川橋梁でのお話
紅葉の美しい線路跡 タウシュベツ川橋梁でのお話

2004/2/11・冬の遠足です
今回はNPOひがし大雪自然ガイドセンターと共催で行い、コースは
糠平温泉街〜タウシュベツ川橋梁〜五の沢の湖上(糠平湖縦断)
をスキーで歩きました。
不二川橋 士幌線の第五トンネル
糠平文化ホールを8時過ぎに出発。
最初の撮影ポイント、不二川橋。
奥は国道、手前は旧道、以前は
さらに手前に士幌線の鉄橋がありました。(8:46)
士幌線の第五トンネルが見えます。(8:56)
糠平ダム 人恋岬
糠平ダムを裏から見られます。
これも湖の上からの特別な景色。(9:05)
人恋岬で左に旋回。
湖底に沈んだ旧糠平駅はこのあたりでしょうか。(9:05)
切り株 五の沢
かなり水位が下がっているので、
端の方は切り株がすでに盛り上がっています。(9:41)
五の沢(行き)です。わかさぎ釣りで賑わっていました。
奥にタウシュベツ川橋梁が見えます。(10:19)
あともう少し 到着(10:50)
あともう少し、目標のタウシュベツ川橋梁が
大きく見え始めました。(10:46)
予想以上に早く到着(10:50)したので、
豚汁ができるまで、みんな写真を撮っています。
豚汁 食事後
豚汁できましたよ〜の声でみんなで食事。
タウシュベツでの豚汁は最高だ!
食事後、またみんな思い思いに撮影。
崩落個所 五の沢に到着
崩落個所の全容が見えました。
撮影中も上からボロボロ破片が落下!
12:00ちょうどにタウシュベツを出発。
そしてそのままゴールの五の沢に到着。(12:50)
みなさんお疲れ様でした〜。

踏破証
今回参加してゴールした人に踏破証が配られました。



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